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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十一章 2

 体育祭当日、優香は憂鬱な気分と共に目を覚ました。重い足取りで学校へ向かい、更衣室に着くと、千夏がすでに待っていた。

「遅いよ」
「すいません……」
「はいこれ、あんたの体操着」
「ありがとうございます……」

 と言って受け取った体操着。指定の半袖シャツと紺ブルマ。優香は、とにかくそれが『服』であるとわかってひとまずホッとした。

 と、渡された体操着の上に一枚紙が乗っていた。優香は、え? という視線を千夏に送った。

「その書いてある通りにするんだよ。従わなかったら……わかってるね」

 そう言い残すと千夏は更衣室の向こうの方へ行って自分の着替えを始めた。

 体育祭当日の朝なので、更衣室の利用者はクラスの女子だけではなかった。大半の女子は制服の下に体操着を着て登校してきているので、部屋に入り切らないほどではなかったが、それでも1年から3年までの多くの女子生徒で込み合っていた。

 優香は空いている場所を探して荷物を置いた。隣では1年生らしき女子生徒が、スカートの下で廃止されたブルマの代わりのハーフパンツを穿いているところだった。その隣では、3年生の女子が恥ずかしそうにブルマ姿になったが、シャツを出して見えないようにしていた。

 優香も着替えに掛かった。が、その前にあの紙を見た。何か書いてある…… と、優香の瞳から輝きがなくなった。憂鬱そうなため息が口から洩れる。

 千夏の方を見た。が、千夏はまるで他人だというように、知らん顔をして着替えている。それでも鋭い視線で、優香の監視を怠らない。

(ああ……やるしかないのね……)

 優香は制服の上着とスカートを脱いで下着姿になった。女子だけの空間とはいえ、こうも大胆にブラとパンティだけの姿になる女子生徒はなかなかいない。が、ここまではまだ常識の範囲内の行動だった。

 続いて優香はブラジャーのホックを外し、胸から取った。すると周りの女子たちが一斉に、え? という顔をして優香を見た。優香は顔を真っ赤にして腕で隠していたが、その豊かなおっぱいは溢れんばかりで隠し切れるはずもなかった。

 次に、もはや更衣室中の視線が注がれている中で、優香はパンティに手を掛け(お願い、見ないで!)足から抜き取った。

 更衣室は一瞬沈黙に包まれた。

 みんなの視線は優香の股間に集まっていた。そこには本来あるはずの毛がなかった。幼児のようにつるつるで、いやらしい女性器の割れ目が、これみよがしに剥き出している。

 優香は恥ずかしさに消え入りたい気分だった。

 しかし千夏のにやりとした顔が続けろと命令する。

 優香は全裸のままゆっくり服をたたむ。それから、その裸の胸の上から体操着の白いシャツに腕を通した。

 やっぱり、と優香は思った。シャツは異常に小さかった。着るのが精一杯だった。体のラインがそのままわかる。そしてブラジャーをしていない胸は、張り裂けんばかりになっていて、薄い生地に二つのピンクの乳首がありありと透けて見えてしまっていた。優香は予期していたことながら、あまりの恥ずかしさに気が遠くなった。

(ねえ、あの人、あれで体育祭出るつもり?)
(あたし知ってるよ。あれ、3年の田辺優香ってゆう露出狂よ)
(超ウザイんだけど。やるなら学校以外でやってくれって話じゃない?)

 そんな囁きが更衣室の方々から聞こえるようになった。

 しかしもはや優香に逃げ場はなかった。

 優香は、最後に紺のブルマ(見ただけで明らかに小さいのがわかる)に足を通していく。お尻に少し引っ掛かったが無理矢理穿いた。と、お尻の肉が大部分はみ出し、Tバックを穿いているみたいになった。食い込みを直しても意味はなかった。そもそもの布が足りなかった。そしてちょっと動いただけでさらに食い込み、お尻が丸出しになってしまう。

(いやっ……恥ずかしい……)

 が、それだけではなかった。何かが変だった。最初優香は自分でも何がおかしいのかわからなかった。恥ずかしさから、下を向いて確認することもあまりしなかった。ただもう更衣室から出たい一心で、優香は鞄を手に取ると、冷たい視線を向ける女子の群れを掻き分けて、更衣室の外に出た。背後で聞こえる笑い声と罵り声……

 廊下を歩き出すと通り過ぎる生徒がみな優香の方を向いた。男子も女子も驚きあきれた顔をして優香を見た。透けた乳首と、また特に股間に注目が集まる。歩くたびに食い込んでくるお尻が寂しかった。またなぜだろう? 歩いていると股間がすうっと涼しくなるのだった。風が通ってでもいるように、ひんやりとした感触が……

(やっぱり変だ……)

 優香は思った。そして勇気を出して、下を向いて自分で股間を確認した。

「いやぁぁぁー!」

 優香は廊下の真ん中で思わずしゃがみ込んでしまった。と、後ろから千夏が来て、立てと言った。

「無理! 絶対無理!」
「早く立ちな!」
「だって、だって……これ、切ってあるじゃない!」

 その通りだった。優香の穿いたブルマは、股間の中央が、下から縦に10センチほど切られているのだった。それは一見、普通に立っているだけではわかりづらいが、ちょっと足を動かすと、窮屈な股間から、優香のおま○こが、生々しく、はみ出して見えてしまうのだった。つまり、通りすがりにみんなが見ていたのは優香の剥き出しのおま○こだったのだ。

「ねえ、返して! あたしのブルマ返して!」
「ないよ。もう捨てたから」
「こんな格好で体育祭なんか出来ない! 絶対に無理……」
「無理かどうかはあんたが決めることじゃないよ。さあ、早く立ちな。みんなあんたのこと見てるよ」

 事実、優香の悲鳴を聞いて飛び出してきた生徒たちで廊下は人だかりが出来ていた。耳から耳へ、ささやき声が状況を伝えていく。
「え? 切れ目? マジかよ!」
「だからブルマからおま○こが……」
「自分で持ってきたのか?」
「らしいよ。ハサミ使って切ってるとこ見たってやつが……」
「しかも切れ目から指入れてオナニーしだしたとか……」

(違う……嘘よ……そんなこと……)

 そんなあらぬ噂話が耳に届いてくる。優香は立ち上がると、逃げるように教室へ向かって駆け出した。するとその際、股間の切れ目が大きく開いて、まさにその噂のおま○こが剥き出しりなり、何人もの生徒がそれを目撃した。

「うお! マジだよ。おま○こホントに見えたよ!」
「俺も見た! 濡れてグジョグジョになってたぜ!」
「ここまで来たら変態ってゆうか、もう完全に頭おかしいわね!」
「人類の恥よ!」

 優香は走りながら顔を真っ赤にした。泣きたいのを必死に堪えた。乳首は透け、尻は丸出し、そして股間は、女性のもっとも大切なものが、女として最低限隠さなければならない部分が、露出してしまっている…… 優香はもう気が狂いそうだった。

 しかしまだこれは序の口でしかなかった。まだ体育祭は始まってすらいないのだ。
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  1. 2010/07/26(月) 07:02:07|
  2. 優香
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優香 第十一章 1

 翌日、優香は一週間ぶりに学校に行った。

 誰も体の心配をしてくれる者はいなかった。相変わらず、女子は蔑むように優香に冷淡な視線を浴びせかけ、男子は期待に股間を膨らませつつ、優香のさらなる羞恥の場面を、一心に待ち望んでいるのだった。一週間前と何も変わっていなかった。


 体育祭が近づいていた。学生生活最後の体育祭。クラスが団結して頑張る、またとない機会。クラスのみんなはこの最後の体育祭を最高の思い出にしようと活気づいていた。

 一方の優香は、今の立場で体育祭が楽しみというわけにはいかなかった。体育祭ということは当然よそから大勢人が見にくる。それもまったくの他人ではなく、生徒の親、兄弟、友達など…… 千夏がこのようなチャンスを逃すはずがない。

 体育祭前日の夜、千夏は優香の家を訪れた。

「ちょっと携帯貸してみな」

 部屋に入るや千夏はすぐにそう言い、何やらボタンをパチパチやり始めた。

「ねえ、ちょっと! なにして……」
「うるさい! あんたは黙ってろ!」

 それから5分ばかり何やら携帯をいじっていたが、やがて、

「よし、終わった」

 と言って満足そうに携帯を返した。

 優香はわけがわからず不安な眼差しで携帯を見つめた。

 と、すぐに携帯が鳴り出した。メールだった。しかも一回では終わらず、何通も何通も送られてくる。

 優香は千夏の顔を見た。

「ねえ、誰にメールしたの……」

 しかし千夏は何も答えない。優香は不安げにメールを見た。

『優香ちゃん久しぶり~。明日ちょうど暇だったから、絶対見に行く。あっちゃんとケイコも誘うね。優香ちゃん見つけたらみんなで声援送るから!』

 それは優香の中学の時の友人だった。次のメールも、やはり中学の友人からの、体育祭見に行くという返事。次も、また次も…… つまり千夏は、携帯の電話帳に入っている限りの優香の知り合いを、明日の体育祭に招待したわけだった。当然男子もその中にあった。またお世話になった担任の先生からの返信まであった。

『お元気ですか? 卒業して三年も経つのに、こうして先生のこと覚えていてくれてとても嬉しいです。明日は是非見に行きたいと思います。きっとあなたのことだから、中学の時のようにクラスを一つにまとめて、何事にも一生懸命取り組んでいることと思います。そんなあなたの変わらない姿勢を先生は今から楽しみにしています。』

 読み終えた優香は、わけがわからず、途方に暮れるしかなかった。

「どういうこと? ねえ、なんでわざわざみんなを呼んだの?」
「なによせっかく呼んであげたのに……嬉しくないの?」
「そりゃ、嬉しくないわけじゃないけど……」
「学生生活最後の体育祭なのよ。あんたの勇姿、みんなに見てもらわなくちゃね。そう思って招待したのに、少しは感謝しなさいよ」

 優香は余計なお世話だと心の中で思ったが、そうは言えず、

「ありがとうございます……」

 と千夏に頭を下げるのだった。

 それからしばらくして、千夏はやっと帰る支度を始めた。

 が、部屋を出る際、ふと思い出したように、

「あ、そうだ、あんた体操着見せて」と言った。

 優香は鞄の中の今日着たTシャツとブルマを取り出した。

「汗くさいねえ」
「いや、洗ったのがもう一つあるから……」
「それも持ってきな」

 優香は下へ行って、その洗濯したばかりの体操着を持ってきた。

「これもダメねぇ」
「でも洗濯したばかりだから全然大丈夫……」
「いやダメ! これで全部?」

 優香は全部だと言った。千夏はしばらく考える様子をしていたが、やがて、

「わかったわ。明日あたしがちゃんとしたの用意してあげるから、あんたはそれを着なさい」

 突如優香の心は不安で一杯になった。

「そんな不安そうな顔しないで……あたしが全部用意してあげるから」

 そう言って、優香の二着の体操着を持って部屋を出ていこうとした。

「ねえ待って、それはどうするの?」
「ん、これ? 捨てるよ」
「捨てるって……そしたら明日着るものがなくな……」
「だからあたしが用意するって言ってんだろが! バカだねぇ」

 それからまた、千夏は優香に、

「あ、それと、下の毛はきれいに剃りなさいよ。明日確認して剃ってなかったら、みんなの前で剃らせるから」

 そう言うと千夏はやっと部屋を出て行き、鼻歌をうたいながら、上機嫌で玄関に向かっていくのだった。

 優香はその日食事が喉を通らず、不安な夜を過ごした。
  1. 2010/07/26(月) 07:00:32|
  2. 優香
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