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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 第十三章 8

 謝罪を終えると、優香は朝礼台を降り、ハチマキを解いてもらおうと、田崎のもとへ近づいた。

「あの……謝罪したので、ハチマキ……」
「あ? ハチマキ? そんなもん後でいいだろ! 今はまだ閉会式の最中だ。終わるまで待っていなさい」

 こうして謝罪を終えた後も、優香は後ろ手に両手を縛られた状態でいなければならなかった。どこへも行き場がないので田崎の横にぽつんと立ち、全校生徒に胸を晒しながら、式の終わるのを待っていた。

「……では、以上で閉会式を終わります。皆さん今日は長い間お疲れ様でした」

 それでようやく解散になり、優香は田崎にハチマキを(不自然にお尻を触られながら、ゆっくり時間を掛けられて)外してもらった。

 優香は手が自由になると、すぐに丸出しの胸を隠し、続いて股間のローターを取り出すために、トイレの個室へ駆け込んだ。

 教室に戻ると、そこではクラスの男子が着替えを始めていた。女子はすでにみな更衣室へ行っていて一人もいなかった。手で胸を隠しているとはいえ、依然全裸であることに変わりなかった優香は、顔を真っ赤にしながら、トランクス姿の男子が着替えをしている教室に入ろうとした。

 ところが、教室に一歩足を踏み入れたところで、男子の一人が大声で叫んだ。

「入ってくんなよ! まだ俺たち着替え中だぞ」
「ご、ごめんなさい……でもカバンを取るだけだから……」
「ダメだよ、早く出てけ! 着替えが終わるまで外で待ってろ」

 そう言うとその男子は、パンツ一丁の姿で優香のもとへつかつかと歩み寄る。優香は恐怖を抱いてとっさに後ろへ下がり、廊下に出たが、その瞬間、ドアをバタンと閉められてしまった。

「着替えが終わったら呼ぶからそれまで待ってろ!」

 教室の中からそう叫ぶ男子の声が聞こえた。

 再び教室に入っていく勇気は優香にはなかった。だから制服を取ることもできず、裸で廊下で待っているしかなかった。

 と、そうしているうちに着替えを終えた制服姿のクラスの女子が教室に戻ってきた。その女子たちの制服姿を見ると、優香は余計に全裸の自分が恥ずかしくなる。しかし依然として教室の中から声が掛からない。

「おそ~い! 男子まだ~?」

 と女子の一人がそう叫ぶ。

「ああ、もう別に大丈夫だぞ~!」

 それを聞くと女子たちは教室に入っていく。優香も一番最後に教室に入り、自分の席のところへ行くと、カバンから制服を取り出す。そしてすでに着替えを終えた制服姿のクラスメートたちの中で、一人全裸で着替え、というより裸に制服を着た。下着は処分されてしまったから、制服の下はノーパンノーブラだったし、優香の制服のスカートは、股下5センチの超ミニだったから普通に立っているだけでお尻が見えてしまったが、それでも数時間ぶりに着る衣服の感触は、優香の心を温かくした。イスに座ると、ノーパンのお尻は後ろから丸見えだった。だがそれでも、とにかくスカートを穿いているという意識が、優香を安心させたのだった。

 席に着くと千夏が優香のもとへやってきた。

 千夏はみんなに聞こえるほどの大声で、

「どうして体操着屋上に置いて出てきちゃったの?」「え……? 体操着は気付いたらなくなって……」
「ほら、屋上から持ってきてあげたよ。もうとっくに乾いてたみたいだけど、優香ちゃんには別に関係なかったみたいだね」

 そう言うと千夏は体操着を優香に手渡した。それは紛れもない昼に屋上から消えたあのTシャツとブルマーだった。

 クラスメートたちのあきれたような笑い声。そうか屋上で露出開始したのかという話し声……。優香は顔を真っ赤にしながら、千夏にありがとうと言った。もう何がどうなっているのかさっぱりわからなくなっていた。

 とうとう学校中に全裸を晒してしまった長い長い体育祭はこうして終わった。優香はその日スカートの下にブルマーを穿いて帰宅した。
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  1. 2011/10/02(日) 16:17:17|
  2. 優香
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優香 第十三章 7

 長かった体育祭も終わりを迎え、後は閉会式を残すのみとなった。優香はこれでやっとこの全裸拘束状態から解放されるとホッとしていたが、最後に待っていたのは、閉会式で朝礼台の上に立って謝罪するという、悪夢のような罰だった。もちろん衣服は何も着させてもらえないまま、両手も後ろ手に縛られたまま、である。また股間に挿入されたバイブも(そもそも田崎はこのことを知らなかったが)そのままである。そんな状態で、全生徒・全観客の視線を一身に浴びて謝罪を行わなければならないというのだ。


――――――――――――――――――――――――


 グラウンドに整列する生徒たち。帰り支度を始める観客。前方のテント付近は、閉会式の準備のため人が慌ただしく行き交った。

 やがてスピーカーから声がして、皆に静粛をうながす。

「それでは、これより閉会式を行ないます」

 閉会式が始まった。

 成績発表、表彰、校歌斉唱と、閉会式は和やかながら厳粛に進められた。

 続いて校長の挨拶。その他何人かの言葉。やがて、生徒代表のありがとうございました的な挨拶があり、これでいよいよ閉幕かと思われた。

 と、そのとき、進行役の田崎のマイクから、こんな言葉が発せられた。

「え~、以上で閉会の挨拶は終了ですが、その前に、一人謝罪を申し出ている生徒がおります。3年2組、田辺優香、前に!」

 突然のことにざわつくグラウンド。と、そこへ一人の女子生徒、靴を履き股間をガムテープで隠しただけの全裸の優香が、朝礼台に上りマイクの前に立った。

 それは異様な光景だった。体操着姿の生徒が整列している高校のグラウンドの朝礼台に、後ろ手に両手を縛られた全裸の女子生徒が立ち、全校生徒に対峙している。西日を受けるむき出しの白い肌。露出した形のいい乳房とピンク色の乳首。体中に書かれたマジックの落書き(『変態!』『ヤリマン』『ブス』『露出狂』『↑私の乳首コリコリしてください』『100円でSEXします』)はとても声に出して読めないものばかり。彼女は朝礼台に立つと下向いて、自分に注目する全生徒・全観客の視線を、避けるようにうつむいていた。

 高まるざわめき。静粛に、静粛にという進行役の田崎の声。自分の裸を、隠すこともできず全校生徒の視線に晒さなければならない優香の羞恥。優香は顔を上げ、覚えさせられた台詞を言おうとするが、五百人を越える全校生徒の顔がすべて自分に向けられているの目にすると、途端に気が遠くなって、謝罪どころではなくなってしまうのだった。

「静粛に、静粛に! みなさん、今から彼女がみなさんに謝罪したいことがあるそうなので、どうか聞いてやってください。はい、では田辺、始めなさい」

 静まり返るグラウンド。優香は顔を上げ、マイクに口を近づけるが、緊張と羞恥から、声がなかなか出てこない。よほど恥ずかしいのだろう、顔は耳まで真っ赤に染まり、今にも泣き出しそうに、唇を噛んで必死に涙を堪えている。

 そうして一分ほど経った。グラウンドがまたざわつき始めた。するとすかさず田崎が、今度は明らかに怒気のこもった声で、再び優香をうながした。

「早くしなさい、田辺。お前一人のために式を延ばすわけにはいかないぞ。お前がどうしてもと言うから、こうして謝罪する時間を設けてやったんだぞ」

 優香は屈辱の表情で田崎の方を振り向く。

(どうしてもなんて、わたしそんなこと言ってない……それじゃあまるで、わたしが自分の意思で、この場所に立って、みんなの前に裸を晒しているみたいじゃない……)

「何だその目は? 先生が何か間違ったことを言ったか?」

 と、そう田崎が声を荒げて言ったとき、優香の股間のローターが、突然震え出した。

「ぁん……い、いやぁぁッ……!」

 緊張のため、優香は股間にローターが挿入されていることを忘れていた。そのため、この突然の不意打ちに、優香は無意識に声を洩らしてしまい、そしてすぐ、それを打ち消すように叫んだのだった。。

 ざわつくグラウンド。隣同士ひそひそ話し合う声……。

「ねえ、いま何かイヤらしい声出さなかった?」
「うん、あたしもはっきり聞こえたわ」
「あんっ、とか言って、この期に及んでまだ興奮してんのかしら」
「ああやって時間稼ぎして、少しでも長く裸を見てもらいたい作戦なのよ、きっと」
「なんでそんな露出狂の楽しみにウチらが付き合わされなきゃなんないのよ! ホントいい迷惑だわ」

「静粛に、静粛に!」

 沸き返るざわめきを何とか抑えようとする田崎。再度にわたる呼びかけで、ようやくグラウンドは静かになる。

 田崎は再び優香に問い掛ける。

「田辺、もう一度聞くが、さっき俺が何か間違ったこと言ったか? 文句があるならいいなさい」

 優香の股間のローターは振動し続けている。正しい答えを言うまで止めないつもりだ、と優香は思った。

「い、いいえ……」
「なんだ? 何がいいえだ? ちゃんとはっきり言いなさい」

 止まらない振動。優香は顔を歪め、腰をくねらせながら、必死に股間の刺激を我慢する。

「も、文句は、何も……ありません」

 まだ振動は止まらない。優香は続けた。

「ま、間違ったことは、ぁん……何も……先生は言ってません、んぅぅん……!」

 それでも止まらない。かえって振動は強くなるばかりだ。優香は散々ためらったすえ、これだけは言いたくなかった言葉を言った。

「わ、わたしが、どうしても謝りたくて……先生に時間を作ってもらいました」

 それでやっと振動が止まった。ホッとする優香。しかし代わりに一つの事実ができあがってしまった。優香が自分の意思で謝罪を申し込んだという事実が。そしてそうなると当然、この後に行われる謝罪の内容も、すべて事実だということになってしまう。

 田崎はその答えを聞くと、グラウンドが再びざわつき出す前に、喋り出した。

「そうだな、先生の言ったことに間違いはなかったな。じゃあ、さっさとお前が自分で申し出た謝罪を、行ないなさい」
「は、はい……」

 優香は再び前を向き、マイクに口を近づけた。

 静まり返るグラウンド。全生徒・観客の目が、朝礼台の上の、全裸の優香のもとに集まる。

 そのまま2分ほど経った。優香はまだ躊躇っていた。すると田崎が、もう我慢の限界だとばかりに、強い口調でこう宣告した。

「あと1分! 1分以内に始めなかったら、後で1クラスずつまわって謝罪してもらう。1年から3年までのすべての教室をまわって、同じ謝罪を繰り返してもらう。もちろん今のそのままの格好でだ。どっちがいいかは、自分で判断しなさい」

 こうなってはもうどうすることもできない。優香は直ちに謝罪を始めるしかなくなった。1回でも死に値するほどの屈辱なのに、それを全クラスまわって、何十回と繰り返すだなんて、とてもできるはずがなかった。

「あの、みなさん……」

 優香は口を開いた。そして震える声で、謝罪を開始した。

「……3年2組、田辺優香です……。私が今ここに立っているのは、今日の体育祭での私の振る舞いについて……どうしてもみなさんに、お詫びしなければならないことがあるからです……」

 ここまで言うと、優香は一度話を止め、皆の反応を窺った。観衆はしーんと静まり返っている。みな耳を傾けて自分の話を聞いている、そして話の続きを待っている……。優香は恥ずかしさに頭が真っ白になって、話の続きが出てこなかった。

 と、そこへまたあの振動がやってきた。もたつく優香を急かすように、ローターが、突如激しく振動して、優香の股間を刺激するのだった。

「んぅ……い、いやッ……は、話します。続きを言いますから……聞いてください……!」

 振動が止まった。優香は息を整えると、もう逃げられないと覚悟して、話の続きを始めた。

「……私は今日、体育祭において、本校の生徒にあるまじき卑猥な行動をしてしまいました。すなわち……穴の開いたブルマを穿いて、女性器を見せつけ、男子生徒ならびに男性のお客様を性的に誘惑しようとしました。また、さらに騎馬戦では、男子に紛れて参加して、裸の胸をみなさんに見てもらうことで、露出の願望を……満たそうとしました……。しかしこれらは、本校の女子生徒、のみならず、一人の女性として、大変慎みを欠いた、許されざる行ないでした。本当に申し訳ありませんでした……」

 言い終わると優香はグラウンドに向かって深々と頭を下げた。傾きかけた陽に白く照り映える裸の背中。後ろへ突き出された真っ白なお尻は屈辱とともに細かく震えていた。
  1. 2011/10/02(日) 10:41:47|
  2. 優香
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優香 第十三章 6

 午前中の醜態に対する反省と称し、全裸の格好はそのままで、グラウンドのイスの上に立っているよう命じられた優香。そのうえ、何者かに目隠しされている隙に、股間にバイブを入れられてしまった。股間を走る稲妻のような振動。後ろ手に両手を縛られているため、自ら取り除くことはできず、見守る大勢の生徒や観客の前で、卑猥に腰を振って身悶えしてしまったのだった。

 その後も振動は定期的に、午後の体育祭が開始されてもお構いなしにやってきた。優香はそのたびに腰を屈め、激しく身悶えして、必死に振動に堪えようとするのだった。操作している人間が誰かわからないため、どこへも感情をぶつけられず、イスの上で独りで我慢しているしかなかった。移動のためそこを通り過ぎる生徒たちは、イスの上の優香が顔を真っ赤にして腰をくねらせているのを見て(またときどき何かあえぐような卑猥な声を洩らすのを耳にして)股間にバイブが挿入されているとは知らないので、そんな優香の悶え苦しむ様子を、てっきり露出の快感に興奮しているものと思い込み、軽蔑の冷ややかな視線を送るのだった。

「見てよあれ。いやらしく腰振っちゃって。あんなにまでされて、まだ嬉しいのかしら」
「ホント最低の女よね。あんなイスの上に裸で晒し者にされてるのに、かえって興奮しちゃってるんだもの」
「あれじゃ罰の意味ないよね。てゆうかあの恥知らずにとっては、むしろご褒美みたいなもんだよ」
「変態、牝犬、恥さらし……まさに体に落書きされたとおりよ、超ウザい」
「ねえちょっと見て、股間のところ、興奮のし過ぎで、何か出てない?」
「うわ~! マジありえないんだけど。この状況で濡れるとか、もう完全に頭おかしいわ……」
「てか、ウチらがこんなふうに見てるのって、あいつの思うツボじゃない? 無視してさっさと行った方がよくない?」
「そうね、こんな恥さらし相手にしない方がいいわ。さ、行こ!」

 そう言ってその二人組の女子は立ち去った。が、残された優香の股間はなおも振動し続けた。目の前に誰もいない状態でも、いやらしく腰をくねらせ、露出の快感に興奮し続ける恥さらしな女……。相次ぐ振動にもう股間はびしょびしょ、貼られたガムテープの隙間から、恥ずかしい汁が溢れてしまっている。これでは本当に露出の快感を味わっていると思われてもしかたなかった。誰がどう見ても、性的な興奮に身もだえする露出狂女の図だった。

「見ろよあの顔。あれ完全にイッちゃってるぜ。目つぶって、口半開きにしてさ、絶頂に達してるときの顔だよ!」
「それにしてもすげえマン汁。誰も触ってないのに、見られるだけであんなに大量に出るものなのか?」
「ま、それは露出狂だからな。裸を見られるのが何よりの快感なんだろうよ。ほら、その証拠に、乳首おっ立てて、すげえ気持ちよさそうな表情してるじゃんか」
「苦しんでるようにも見えるけどな」
「いや、あれは完全に恍惚の顔だよ」
「じゃあ、もっと見てやるか。なあ、優香ちゃん、そんなに嬉しいんなら俺たちがずっと見ててやるよ。ほら、こうやって……お、いまエロい声だしたぞ!」
「もうゴミ以下の女だな。汚すぎて、触る気にもなんねえよ」

(違う……違うの……! 嬉しくてとか、そういうんじゃないの……体が勝手に……んんっ! 中に変なもの入れられてるの……)

 止まらない振動。限界寸前のところで止まったかと思うと、また数分後、油断しているところへ震え出す。そのたびに優香は不意打ちを受けたための声を洩らし、恥ずかしさに顔を赤らめることになるのだった。溢れ出る股間の汁は、太ももを伝い足首に達し、卑猥な道筋を足に残した。ぽたりぽたりと、股間から直接イスに滴り落ちるときもあって、もうどんな言い訳も通用しない液体が、優香の足元に証拠を積み重ねていく。

 そしてその間も体育祭は続けられていく。着々と競技の行われていくグラウンド内の熱狂。それに対して、グラウンドの隅で、悶々と全裸で振動に堪え続ける孤独な優香。時間が経つにつれて、優香にちょっかいを出す人間の数は段々と減っていき、優香はグラウンドにおける邪魔で目障りな置物みたいな存在になっていった。今ではもう、数人の優香ファンと、痴女好きの観客が、周りに張り付いているだけだった。それ以外の者、特に女子生徒たちは、もうとっくに興味を失っていた、というより汚らわしい存在として優香を無視していた。

「懲りないねぇ。まだやってるよ」
「だめだめ、見ちゃだめ。見たらまた調子に乗るよ」
「でも、何かムカつくを通り越して逆におもしろくなってきた。もう男もみんな飽き始めてるのに、本人はまだ必死に、腰振ってアンアン言ってるんだもん」
「あんたも隣でやってくれば? 一緒に腰を振って、アンアンって」
「ちょっと冗談言わないでよ。そんなことするくらいなら、死んだ方がマシよ。服着てたってできないわ!」
「ホントそうよね~」
「うん、絶対無理。死んだ方がマシ」

 このような陰口が各所で行われていた。が、当の優香はどこでどんな悪口を言われていようと、イスの上に立っていなければならず、定期的に震え出す股間の振動から、理性を守り続けなければならないのだった。

 だが、時とともに優香の理性は崩壊寸前になっていった。何時間にも及ぶ執拗なバイブ責め(しかも時が経つにつれ強力になってくる)に、頭は朦朧とし始め、股間の感覚だけが、彼女の意識を占めていった。だからもう声を抑えることもできない(自分では何とか我慢しているつもりだったが)。そんな状態だった。

「あぁぁぁん……! イヤッ……! んぅぅぅ……」

 腰が砕けそうになったところで、振動が止まる。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 と優香は息を整える。

 そしてまた数分後に、

「いゃぁぁん……! んぅぅん……あぁぁぁん……!」

 と、同じことがまた繰り返されるのだった。もう股間はびっしょびしょ、イスは優香の卑猥な液で水浸しになっていた。

 こうして午後の体育祭のあいだ股間をいじめられ続けた優香であったが、それでも、何とかイスから降りずにだけは済んだ。やがて体育祭最後の種目が終わり、あとは閉会式が過ぎれば、解放されるはずだった。しかし、その閉会式が始まる前に、優香のもとへ田崎がやってきて、こう言い渡した。

「最後に、みんなの前に出て、今日のことをすべて謝罪するんだ」
「え? 謝罪……前に出て……?」
「そうだ、朝礼台の上に立って、直接謝罪の言葉を言うんだ。そしたら本当に反省したものとして、その両手のハチマキを解いてやる」
「謝罪……? 朝礼台の上に立って……? イヤッ……そんなことできません!」
「やりたくなかったらそれでいい。だが、その場合は反省不充分として、ずっとそのままの格好でいてもらう。反省充分と認められるまで」
「そ、そんな……」

 優香は目の前に突き付けられた新たな現実に、気が遠くなった。
  1. 2011/10/02(日) 10:20:07|
  2. 優香
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優香 第十三章 5

 ついに職員室へ呼び出されてしまった優香。取り巻く生徒の野次や罵声を浴びながら、晒し者のように全裸で廊下を渡っていく。胸の中いっぱいの不安と羞恥……それはまさに死刑台へ向かう罪人のような心境だった。

 やがてとうとう職員室の前にたどり着いた。ドアの前で優香は一度立ち止まり、落ち着こうとしたが、足の震えは激しくなるばかりだった。

 数秒後、優香は意を決して顔を上げ、足を踏み出した。そして後ろ手に両手を縛られた素っ裸の姿で、開け放たれたドアの向こう、学校の職員室の中へ入っていった……。


――――――――――――――――――――――――


 昼休みが終わった。グラウンドに、昼食を終えた生徒たちが集まり出した。午前の疲れも、おいしい弁当と充分な休憩で吹き飛んで、みな元気な姿で戻ってくる。

「よーし、気合い入れて午後も頑張るか!」
「俺たち次は何の種目に出るんだっけ?」
「さあ、なんだったっけな……まあいい、とにかくやるだけだ!」
「なんだそれ。何に出るかも知らないで……ん? ちょっと待て、おい、あれ見ろよ……」

 そう言うとその男子生徒は何やら前方を指さした。

 グラウンドの端、生徒席へ向かう道の途中に、裸の女子生徒が一人、置かれたイスの上にぽつんと立っていた。後ろ手に両手を縛られた格好で、おっぱいは丸出し、下半身も何も穿いていない状態だ。唯一、靴だけは履いていたが、全裸に履く運動靴は、かえって違和感を浮き彫りにして、彼女が裸であることを強調していた。

 その裸の女子生徒は、グラウンドの端に置かれたイスの上から一歩も動かないでいる。まるで見てくださいと言わんばかりに、じっと立ったままである。しかし状況とは裏腹に、下を向いて、通り過ぎる生徒や観客と視線が合わないようにしているのは、やはり恥ずかしいからだろうか?

 近づいてよく見ると、素っ裸の彼女の体には、胸の谷間からお腹へかけて、黒いマジックで大きく『反省中』と書かれていた。また、丸出しと思われた彼女の乳首と股間には、それぞれ、バンソウコウとガムテープが貼られていたが、バンソウコウは乳首を隠すには幅が細すぎて乳首のピンク色がはみ出てしまっていたし、股間に貼られたガムテープは、早くも剥がれかけて性器が覗いてしまっていた。

 そう、つまりこれが職員室への呼び出しの結果、田崎から優香に課せられた罰だった。午後の体育祭の間、騎馬戦を終えたそのままの格好で、グラウンドの隅に置いたイスの上に立っていなければならないという。一応の配慮のつもりか、乳首と股間をテープで隠そうとはしているが、どちらも完全には隠しきれておらず、単なる形だけのものだった。だから本人にとって、それは全裸であることに変わりなかった。

「もし一度でもイスから降りたら」と職員室で田崎は言い渡したのだった。「ハチマキはずっとそのまま。今のそのままの格好で、下校してもらう。いいな、嘘じゃないぞ、俺の全責任において、そうしてもらうからな」

 こう威勢よく田崎は言ったものだった。が、本当のことをいうとそれは田崎本人の言葉ではなかった。昼休み開始と同時にやってきた千夏に脅されて、優香を呼び出し、これこれこういう命令を(すべて田崎の責任で)優香に与えるようにと、命じられてやったことだったのだ。

 そうとは知らない優香は、ただもう田崎の脅迫を恐れ、彼の下した罰に従うほかなかった。

(どこまであたしをいじめれば気が済むの……? どうしてあたしばっかり、こんな恥ずかしい目に合わないといけないの……?)

 笑いながら自分を見上げる生徒たちの視線を受けながら、優香はこんなことを思うのだった。グラウンドにぽつんと置かれたイスの上に、両手を縛られた生れたままの姿で、逃げも隠れもできず、人々の視線を浴び続けなければならない。胸に書かれた『反省中』という文字。しかしそれは、反省と称した、ただの晒し者の罰だった。

(やだ……みんな見ないで、あたしのことを、そんな冷たい、軽蔑したような目で、お願いだから……)

 しかし優香の願いもむなしく、通りかかる生徒たちはイスの上に立つ優香を見ずにはいられない。男子はにやにや舐めるように優香の体じゅうを見回しながら、立ち止まり、女子たちは顔をしかめて優香のいやらしい裸を睨みつけながら、通り過ぎていく。女子の中には持っていた色マジックで優香の体に文字を書き足す者もいて、『変態!』『死ね!』『私は露出狂です』『↑ここにボッキしたチン〇を入れてください』などという言葉が優香の太ももやお尻などに書かれていった。

 優香は何をされても抵抗できない。どんなに悪質なイタズラをされようと、それを我慢することしかできなかった。やがて優香の乳首に貼られたバンソウコウは、陰険な女子の手によって位置をずらされ、せっかく隠れていた乳首が丸見えになった。股間のガムテープも、勢いよく剥がして優香の股間を痛めつける行為を繰り返しているうちに粘着力がなくなってきて、最後にはもう足を閉じる力によって何とか股間にしがみついているという状態だった。

 それはまさに晒し者という言葉がぴったりだった。

 と、そんな状態で堪えること数分が経ったときだった。突然、誰か背後からイスに上がってくる者がいて、優香の目に、タオルを巻いて視界を遮ってしまった。

「え、なに……見えない、やめて……!」

 優香は突然のことに動揺して言った。

 しかし相手は構わず作業を続け、今度は優香の股間から粘着力のなくなったガムテープを取り去った。そして次に、代わりとなる新しいガムテープを、優香の丸出しの股間に貼ったのだが、その際、優香はテープを貼られるのと同時に、何かが股間に挿入されたのを感じた。

「いやっ! なに、何を入れたの? やめ……あぁぁん……!」

 そのとき、優香の股間に振動が走った。初めてではない、身に覚えのある振動だった。

「いゃゃあ……やめてぇぇ……!」

 しかし股間の震えは止まらない。両手を縛られているため取ることはできない。股間に貼られた新しいガムテープはしっかり挿入物を固定してしまっている。どうにもできない股間の震えに激しく身もだえする優香。依然として視界はタオルに覆われたままなので、一体相手が誰なのか、また今自分の回りにどのくらいの人がいるのか、まったくわからない。何も見えない暗闇の中で、腰を振り身悶えして股間の刺激に堪え続けなければならなかった。

「いやぁ……止めてぇぇ……! それ以上は……立てない……」

 優香はうめき声とともにそう叫ぶ。両足を閉じ合わせ、腰をクネクネ振り動かす姿はまるでトイレを我慢する子供のようだった。

 やがてもう本当に我慢の限界、これ以上長引くとイスから落ちてしまうと思われたそのとき、いきなりタオルが取り払われて、暗闇が一気に晴れた。

 その瞬間、優香が目にしたものは、自分を見上げる生徒・観客のたくさんの顔、顔、顔だった。薄笑いや侮蔑の表情を浮かべた、たくさんの顔である。イスの上で身悶えする優香を見ながら、眉間に皺を寄せ、ひそひそ話し合う女子たちの顔。優香のいやらしい腰の動きを見ながら、にやにや薄笑いを浮かべる男たちの顔。優香は、突如目の前に現われたそんな顔々を見て、恥ずかしさから思わず悲鳴を上げた。

「いやぁぁあ……!」

 そのときようやく股間の振動が止まった。

 ホッと胸を撫で下ろす優香。ハアハアいって、乱れた呼吸を整えようとする。しかし振動が止まっても、取巻く人々はイスの上の優香を相変わらず眺め続け、その視線は冷たいままだった。

 しばらくして、優香はハッと思って後ろを振り返った。しかし、犯人の姿はすでに消え去っていた。

 股間に仕掛けられたものはそのままだった。

 だから優香はまたいつ振動が始まるかとビクビクしていなければならなかった。


――――――――――――――――――――――――


 一方、ちょうどその頃、千夏はグラウンド脇の女子トイレに入っていくところだった。

「あ、千夏。こんなとこにいたんだ。どこ行ってたのよ? 昼休みにお弁当も食べないで」
「え、うん、ちょっとね」
「それにガムテープなんか持って、何に使うの?」
「うん、ちょっと先生に頼まれたの」
「へえ……あ、それはそうと、千夏見た? このすぐ裏で、優香がさあ……」
「ごめんね、その話また後にして……洩れちゃいそうなんだ」
「あ、ごめんごめん。じゃあ、また後でね、バイバ~イ」
「バイバ~イ」

 そう言って個室に入り込む千夏の顔には残酷な笑みが浮かんでいた。
  1. 2011/10/02(日) 09:34:13|
  2. 優香
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優香 第十三章 4

 教室の床に置かれた自分の弁当を、後ろ手に両手を縛られた状態で、全裸で、口でじかに食べさせられる優香。床すれすれのところに顔を近づけ、突き出した丸出しのお尻とおま○こを、クラスメートに見つめられながら、それをどうすることもできない。飛び交う野次と軽蔑の声。屈辱と羞恥の、これ以上ない悲しい昼食だった。

 と、その屈辱の食事がそろそろ終わろうとしていたとき、教室のスピーカーから、全校放送が流れてきた。

「3年2組、田辺優香、至急職員室へ来るように。え~、繰り返します、3年2組の田辺優香、至急職員室の田崎のもとへ来るように」

 田崎からの呼び出しだった。それを聞いた優香の顔は、みるみる青ざめていく。

(どうしよう……こんな格好で、行けないわ……)

 しかしクラスメートたちはお構いなしに、恐怖に震える優香をうながす。

「あーあ、ついに呼び出しが掛かっちゃった」
「さっさと行ったほうがいいよ、早くしないと余計に怒らすことになるから」
「どうするつもりだろう、田崎のやつ」
「決まってるじゃん、怒るふりして、この子の裸たっぷり見ようって魂胆に」
「罰としてお尻叩きだ、とか言って、ネチネチお尻触られちゃうかもね」
「さあ、弁当はもういいから、早く職員室に行きなよ」

 優香はふらふらと立ち上がった。その顔は恐怖にこわばっている。

「あの、お願いだから、このハチマキだけでも解いて……」
「いやダメよ、そんな時間ないわ。至急来るようにって言ってたの、聞こえなかった?」
「でもハチマキ解くぐらいの時間は……」
「あんた自分では見れないかもしれないけど、そのハチマキ、かなりきつく縛ってあるみたいだから、簡単に解くのは不可能よ。そうねえ、たぶん5分か10分は掛かるわね。あんたもしかして、5分も10分も田崎を待たせるつもり?」
「……」

 優香は考えた。田崎を待たせて怒らせることは、絶対に避けた方がいいことを。また、いま目の前で自分をからかっているクラスメートたちが、ハチマキを解いてくれる気など毛頭ないということも。優香が進むべき道は、一つしかなかった。つまり、今のこの胸も股間も隠すことのできない素っ裸の状態で、職員室へ出向き、いらやしい目で自分の裸を見つめてくるに違いない、田崎の前に立たなければならないのだ。

(行くしかないのね。でも、行きたくない……何をされるかわからない……) 

 なおもためらっている優香。それをクラスメートたちが急かす。

「さあ、早くしないとマジでやばいよ。あんたのためを思って言ってんのよ」
「そうよ、怒らせたらどんな罰が待っていることか」
「まあ、口の周り汚れたままで行かせるのはかわいそうだから、とりあえずこれで拭いてあげるわ」

 そう言って優香の口の周りを拭いたのだが、それは優香の制服のスカートでだった。

 しかし最早そんなことにイチイチ文句を言ってられる状況ではなかった。

「せめて制服だけでも着させて……」

 無駄だとわかりつつも、優香は涙ながらに訴える。

 と、そのときまたスピーカーから放送が流れてきた。先程より鋭い、優香を呼び出す田崎の声……。

「も~、なにグズグズしてんのよ。さっさと行きなさいよ!」

 そう言うとその女子は、仲間と三人がかりで優香を押して無理矢理歩かせると、戸惑う素っ裸の優香を、教室の外へ追い出し、ドアを閉めてしまった。

 これでもう、引き返す場所がなくなってしまった。職員室へ行くしかなかった。

 職員室までの不安な道のり。放送を聞いて様子を見に出た他のクラスや他の学年の生徒たちの群れが、優香の周りを取り巻く。彼らは全裸の優香の姿を見ると、一瞬静まり、その後ひそひそと仲間同士話し合う。優香は下を向いて誰とも視線を合わせないようにしながら、静まり返る生徒たちの群れの間を進んでいく。自分の意思に反してぷるぷる揺れてしまう裸のおっぱい、隠すことのできない丸出しの股間……。それを性欲むき出し目で見つめてくる下級生の男子たち、また、軽蔑むき出しの表情で睨みつけてくる下級生の女子生徒たち……。

「お~い、みんな道を開けろ~! 田辺先輩のお通りだ~!」
「ハハ~、おい、お前らも一緒に先輩のおっぱい拝めよな!」
「どうぞ、田辺先輩! この道をお歩きください。願わくばお尻をいやらしく振りながら、できればわたくしめに穴を見せつけるように、歩いてほしいでございまする」
「何がございまするよ、バカバカしい!」
「ホント目障り、あんな恥知らずな格好で目の前歩かれて」
「早く職員室に行って罰してもらいなさいよ、田崎に!」
「なんならその前にウチらが罰してあげましょうか、先輩?」

 行く先々でそんな言葉を浴びせられる優香だった。それはまさに晒し者、江戸時代の刑罰の資料にでもあるような、町なかを全裸で引きまわされる女の罪人そのものだった。

「早く行きなさいよ、この恥さらし!」
「なに下向いて恥ずかしがってんのよ、変態のくせに!」

 するとその女子の群れの中から、消しゴムや丸めた紙などが、優香の背中へ投げつけられる。優香はそんな年下の女子たちの冷たい仕打ちを、唇を噛みしめ、うつむきながら、必死に堪えるのだった。みじめさと、悔しさ、そして恥ずかしさで、もう胸が張り裂けんばかりだった。
  1. 2011/10/02(日) 09:00:46|
  2. 優香
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