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羞人たち

趣味で書いた羞恥小説 18禁です。

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優香 序章 2

 翌朝、学校の門を通った優香は普段より短いスカートを穿いていた。しかしそれは命令に規定されていた股下5cmには遠く及ばない、せいぜい膝上15cmといったところのものだった。優香としてはこれが限界だった。いつも膝丈のスカートを真面目に穿いている優香にとっては、膝上15cmの、これでも充分恥ずかしいものだった。

 命令を完全に無視したのではない。とにかく短くはしてきたのだ。だからこれで何とか妥協してもらえると思った。また、犯人が誰かわからないが、写真を貼るとかばらまくとか、そんなことができるはずはない、単なる冗談に過ぎないだろうと甘く考えてもいた。

 教室に入った。
 優香はほら自分の考えた通りだと思った。どこにも写真は貼られていない。クラスメートたちの様子にも特に変わった点は見られない。ただ仲のいい何人かの女子が「スカート短くしたんだ、かわいいね」などと言ってくるだけだった。

 そして授業が始まり、何事もなく、昼が過ぎた。やっぱり思った通り、単なる冗談だったんだと優香はもう信じ始めていた。

 しかし最後の数学の授業中、何か男子の間でやり取りしている様子があって、やがて一人が「誰だこれ、うちの学校の女子じゃねえか?」と言うのが優香に聞こえた。
 優香はハッとした。そして男子の中だけで回っていたその紙切れのようなものが近くに来たとき、さっと取り上げた。

「うるさくて授業に集中できない」

 と言って彼女は奪い取った紙を見た。しかしそれを見た優香は途端に言葉を失った。

 それはA4サイズの紙に拡大された、紛れもない昨日の例の裸の写真だった。目のところに黒い横線が施されてはいたが、顔の輪郭や髪型から、自分でなくともわかってしまいそうな、田辺優香の全裸姿だった。

「なにそんなに怒ってるんだよ」
「別に怒ってなんか……ただうるさくて授業に集中できな……」
「もしかしてそれお前の裸だったりして……いや、待てよ、たしかにちょっと似ていたような。おい田辺それもう一回見せてみろよ」
「いやよ。だいたいそんなわけないじゃない」
「いいから見せろよ」
「いやっ!」
「おいそこ、静かにしろ、うるさいぞ」

 とそのとき壇上の教師がそう注意したので写真は再び男子たちの手に渡らずに済んだ。優香はすぐさま紙を折り畳んで自分のポケットにしまってほっとした。しかしほっとしたと同時に、優香は、もうこれは単なる冗談なんかじゃない、本気の脅迫なんだと悟るのだった。

 するとその5分後さっそくメールが送られてきた。

「もしまた命令を無視したら次は目隠しなしで学校中に公開する。放課後掃除が終わったらすぐに実験室に来るように。」

 メールを読み終えた優香の顔は青ざめていた。
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  1. 2009/05/27(水) 05:41:26|
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